当院でのインプラント治療
インプラント治療とは不幸にも失ってしまった歯の代わりに、歯根(歯の根っこ)の代わりとなるインプラント(人工歯根)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。
従来の入れ歯やブリッジとは異なり、ガタついたり、自分の歯を痛めたるすることなく、自分の歯のように噛めるようになり、健康的に口腔内を回復させることができます。
Otemachi One Dental Officeでは経験豊富なドクターがインプラント治療を担当するので、安心して治療を受けていただけます。また、難症例などの極めて難しい症例の場合でもインプラントの専門医による治療で対応させていただいております。
大学病院とも提携しており、万全の体制での診療をしておりますので、まずはご相談ください。
当院で使用するインプラントについて
当院では世界シェアNo.1のストローマンインプラントを使用しています
ストローマンインプラントとは1974年に開発されたとても歴史の長いインプラントで、世界40ヶ国以上で使用されており、もっとも信頼されているインプラントの一つです。日本国内でも最大のシェアを誇っています。
ストローマン社と他のインプラントメーカーとの決定的な違いは徹底した学術主義であるということです。発表されるデータはユーザーの先生たちや大学の教官たちからなる、非営利団体ITI学会というインプラントの権威ある学会から提出されているということです。ストローマン社にとって有利とか不利だとかは関係なく、使っている先生方の中立のデータが豊富なのです。比べて他社のデータはメーカー側から提出されたもので、商業的都合も考えると信頼性に劣ると思われます。
各専門分野のエキスパートによって構成された営利を目的としない国際的学術研究団体である、ITI(International Team for Implantology)と、骨整形外科分野で40年余りの実績を持つスイスのストローマン(Straumann)研究所が共同で開発したインプラントで、品質管理の世界共通ルールであるISO9001の厳しい規格に適合し、その認証を得ており、専門のトレーニングを受けた歯科医師のみが取り扱いできる信頼性の高いインプラントです。
ストローマン独自のSLAアクティブサーフェイスという表面構造が手術後の5年、10年、20年という長期にわたる安定性が多くの研究により報告されています。インプラントメーカーは各社この表面性状の開発競争をしてきましたが、研究者の間ではこのSLAサーフェイスによってインプラント表面性状の開発は終わったのではないかとも言われているくらい完成度の高いものです。
また、短いインプラント体の植立が可能なため、顎の小さい日本人に適しており、手術時に神経や血管を傷つける危険性が少なく安全です。また、基本的に手術が一回だけなので負担も少なくて済みます。
過去に世界で500万人以上の患者さんに1000万本以上のストローマンインプラントが埋入され、高い成功率が報告されています。現在では年間100万人もの患者さんに使用されるまでになりました。
インプラント治療の流れ
STEP 1 術前診査・治療計画 |
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STEP 2 インプラントの埋入手術・治癒期間 | 局所麻酔のもと、インプラントを埋入する手術を行います。インプラントの種類は、骨の質や量、治療部位によって適切なものを選択します。 インプラントと顎の骨が結合するまでの治癒期間は、骨の状態および全身の健康状態により異なり、2~3ヵ月程度で結合する場合もあれば、6ヵ月程度かかる場合もあります。 |
STEP 3 アバットメント・人工歯の装着 | インプラントと骨が結合した後に、アバットメントと呼ばれる土台を装着します。アバットメントとは、インプラントと人工歯(被せ物)をつなぐ部品です。 アバットメントには様々な種類があり、個々の症例に適したものを選択します。 必要があれば仮歯を装着して見た目や使用感を確認し、問題なければ最終的な人工歯を装着します。 |
STEP 4 治療後の歯磨きと定期検診 | インプラント治療は人工歯が装着されたら終わりというわけではありません。インプラントを健康な状態で長持ちさせるためには、インプラントおよび残存歯を清潔に保ち、定期的に検診を受け、メンテナンスを行う必要があります。 インプラント治療が成功しても、治療後に口の中の衛生管理ができていなければ、インプラントは感染してインプラント周囲炎になることがあります。また定期的に咬み合わせのチェックを行い、必要があれば調整を行います。 |